小説とエッセイが多いです
本は、読む時は物凄い
勢いで読むのですが、
全く読まない時期も
あります
でもぼちぼち感想を増やして
行こうと思っておりますので
どうぞ見守ってやって下さい。
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読んだ本・マンガの感想を書き連ねていきます。
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初版 | 1997 |
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著者 | 京極夏彦 |
解説 | 伊右衛門は蚊帳越しの景色を好まない…今まで何人もの作家が描いてきた『四谷怪談』を、全く新しい切り口で鬼才・京極夏彦が描き出す。第25回泉鏡花賞受賞作品。 |
ジャンル | 小説 |
闇が染み出て居る(挨拶)
えぇと、今迄の四谷怪談の認識ががらりと変わりました。世紀の極悪人に描かれつづけた伊右衛門、そしてそれを恨み続けて来たお岩。しかし本当に二人はいがみ合わなければいけなかったのか…堪らなく怖く、そして悲しい。自分はこっちの四谷怪談のほうが好きです。怖いもの好きな人におすすめ。…あー、別に心霊がどーとか、恨みがこーとか、そういう怖さでは、ないです。
最初に書いた通り、闇が染み出している。
この話は、ラブストーリーです。どこまでも清らかで美しいお話。そして染み出した闇を思う存分楽しめます。ぶくり、と、泥が湧く。ところで喜兵衛役、映画では椎名桔平さんてどうなんすか(;´Д`)
初版 | 1991 |
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著者 | 新城十馬 |
解説 | 蓬莱学園!東京から2500キロ、南洋に浮かぶ宇津帆島。島一つが丸ごと学校になっていると考えてくれればいい。海と山、港に飛行場、原発に謎の怪獣…そして10万人の生徒達!一筋縄じゃいかない連中ばかり、一触即発の青春無法地帯。 春4月、新入生の朝比奈純一は、学園遊覧の飛行船から覗いた双眼鏡に写った少女に一目惚れをしてしまう。「あの子をみつけるんだ!」不屈の情熱(だけ)を武器に、初恋の君を追う純一が巻き起こす、前代未聞のノンストップ・スラップスティックアクション! |
ジャンル | 小説 |
何もかも皆懐かしい…(挨拶)
とりあえず、何もかもが楽しく、明るく、そして猪突猛進な小説です。しかしそれだけでなく、話を進めていくうちに大いなる悪意に出会い、そしてその正体を知り、それでも猪突猛進を繰り返す、一言で言えば『若さ』を凝縮した話です。解説からは読み取れないほどシリアスで、愚かで、そしてその結末に驚愕してください。
初版 | 2000 |
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著者 | 漆原友紀 |
解説 | およそ遠しとされしもの――――。見なれた動植物とはまるで違うとおぼしきモノ達。それら異形の一群を、ヒトは古くから畏れを含み、いつしか総じて「蟲」と呼んだ。ヒトと蟲との世が重なる時、蟲師ギンコが現れる。 |
ジャンル | マンガ |
どっとはらい(挨拶)
懐かしくも、どこか恐怖を抱かざるをえない存在、蟲。その蟲を払い、清め、逃がし、時にはそれに係った人の人生そのものを飲み込んでいってしまう事象を詩的に紡ぎ出す本です。時代も懐かしく、読みふけると周囲に緑が沸いて出るよう。貴方もギンコと一緒に異形の者たちと戯れましょう。
…っていうか、まぁ、昔話ッスね。基本の作りは。でも、それなのに、愚かで、悲しく、そして一途な人間の姿を此れでもかと言うように力強く描き出した作品です。現在1〜4巻まで出てます。以下続刊。
好き!!大好きです。デビュー前、某雑誌に投稿なさっていた頃から
ただもんじゃねえーと尊敬する作家さんだったのですが
こんな素敵なマンガで再会出来た時は本当に嬉しかった。
ちょっと前の日本ぽいところが舞台。
たかだか50年くらい前までだったら、"蟲"みたいな存在も
"蟲師"みたいな人も、本当にいたのかも知れない・・・
懐かしく切なく、心に染みる話が多いです。