小説とエッセイが多いです
本は、読む時は物凄い
勢いで読むのですが、
全く読まない時期も
あります
でもぼちぼち感想を増やして
行こうと思っておりますので
どうぞ見守ってやって下さい。
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読んだ本・マンガの感想を書き連ねていきます。
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初版 | 1988 |
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著者 | 紫堂恭子 |
解説 | 煌びやかな都から最果て西カールまで左遷されてがっかりのサウル・カダフ隊長。最果ての村で銀の髪の神官さんジュニアス達と出会い、辺境での暮らしをはじめることになるが… 人物も世界もとてつもなく魅力的なファンタジー。 |
ジャンル | マンガ |
先ず言います。少女漫画です(挨拶)
人物の魅力に定評のある紫堂恭子の二作品目、地方に飛ばされて来た隊長と神官さん、その他の人の交わりを描く見事な作りは一見の価値ありです。地方の神官、ジュニアス・ローサイを中心として神話にまで話が発展していく様は目を離せません。新装版も出ています。男性にも女性にもお勧めの逸品。1〜6巻(完結
初版 | 1991 |
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著者 | 谷川 史子 |
解説 | 「チコタン」って合唱曲をご存知ですか?主人公の「ぼく」は魚屋の息子で、将来は自分も魚屋になろうと思っています。そんなある日。幼稚園で「チコタン」という女の子を好きになります。ところがチコタンは魚が嫌い!ショックをうける「ぼく」。でもチコタンはえびとかにとタコなら好きなので、ぼくはその3つだけを売る魚屋になろう!と心に決めるのです・・・という歌なのですが(本当は衝撃のラスト部分があるのですが、衝撃的すぎて内緒)きみのこと好きなんだ、は、この歌をモデルに作られたマンガです。 |
ジャンル | マンガ |
どうしたらこんなに暖かい雰囲気の話が描けるんだろう。
登場人物がみんな優しそうで、フリーハンドの背景(!)もとっても緻密で、でも冷たい感じはしなくて
ネームのひとつひとつが光を放ってる。
すばらしい作家さんの、特に素晴らしい話だと思います。棺桶に入れて欲しい単行本のひとつです。
本当は150点くらい付けたい。
「チコタン」えぇ、知っていますとも。
全体的にかわいくて暖かなおはなしですけれど、最後がとってもとってもいい♪
後味のよいおはなしですね。
初版 | 1999 |
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著者 | 向田和子 |
ジャンル | エッセイ |
思えば、物心ついてから、初めて「好き」と意識して著書を買い集めた女流作家は、向田邦子だった。
母が好んで読んでいたせいもあって、小林薫と田中裕子のドラマも良く見ていたし。
小説も好きだけどエッセイが好き。私好みの時代背景の、普通のおうちの様子が
おもしろく切なく描かれていて。
ご本人が航空機事故で亡くなられていたのを知った時はショックだった。
この本はその向田邦子さんの妹さんが、お姉さんを回想しながら書いた本。
若かりし頃の向田さんの写真や逸話が収録されている。
昭和を頭から生きた女の人の強さ、センスの良さ、明るさが詰まっていて
ああ、あのドラマを書いた人はこんな人生を歩んでたんだな、って
自分と比べながら楽しめる。特に、あの物の無かったであろう時代に着ている
手作りの服の素敵なことといったら、今着て歩いていても全く古くなくて、驚かされる。
作家・向田邦子のバックグラウンドを知ることと、一人の昭和の女性の履歴書
2通りの読み方ができる、素敵な本でした。